あらすじ
のび太たち一行は「はいりこみライト」を使って絵画の世界を冒険していると、不思議な色の瞳をもつ少女クレアと出会い、13世紀南東ヨーロッパに所在する歴史から失われた芸術の国「アートリア公国」に辿り着く。
アートリア城周辺の泉、そしてクレアの瞳の色である「アートリアブルー」は現代でも製造方法が分かっておらず、「アートリアブルー」の材料を発見した者には多額の賞金が贈られるという。
のび太たち一行と現地で出会った少年マイロが「アートリアブルー」を求める最中、近頃宮殿の絵画を盗んでいく悪党が忍び込んでいるようで……!?
「アートリアブルー」と絵画を巡るのび太たちの大冒険が今、始まる……!
皆の衆!今年の『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』は傑作なのじゃ!今すぐこの記事からブラウザバックして近くの映画館を押さえるのじゃ!
え?判断材料に困る?
仕方ないのぉ~……ワシが今から紹介するから、読んだら映画館へGOじゃぞ?
映画は映画館で観るのが一番じゃからな!
ちなみにストーリーのネタバレはちょっぴりだけなのじゃ。安心して初見で浴びてくるがよいぞ?
- アートへの愛に満ちた映像
- 上手く描くな、「大好き」を描け
- 最後に
アートへの愛に満ちた映像
突然じゃがワシ、印象派の絵画が大好きなのじゃ……!(アートそのものはちんぷんかんじゃが)
アートリアが絵画でのみ残されている国であるからなのか、背景作画が印象派のような晴れやかさがあり、劇場でテンションが上がったのう!
また、今回は現代とアートリアを行き来することによってのび太たちの作画(多分撮影の範囲じゃな)がそれぞれのタッチに合わさったものになっておるのも味わい深いのう!
絵画がメインに据えられているだけあって、愛、感じるのじゃ……!
上手く描くな、「大好き」を描け
「絵のコツは上手く描こうとすることじゃない。大好きなものを『大好きだー』って思いながら描くことだよ」
ワシ、空き時間に映画館へ行ったらこんな事を言われるとは思わなかったのじゃ
ここ最近色々なものに燃え尽きておった間、「もっと上手に、皆がワシに注目するように」と気負いすぎて全く筆が(この場合タイピングがかのう?)進まず、長い間ブログどころかTwitterすら更新できなかったのじゃ
そんなところにこう言われてしまったら、書かずにはおれんじゃろうなぁ
このセリフを象徴するかのようなクライマックスシーンには思わずほろりとしてしまったのじゃ
大好きなものを大好きだと思う心を優しく包んでそっと背中を押してくれる、ドラえもんらしい作品となっておるからワクワクしつつ、どこか安心して観てみてほしいのじゃ!
最後に
ああ、なんだかリラックスして記事を書くことができたのじゃ……(嫌という意味では!決して!ないのじゃ!)
子供向け映画は良いのう……
皆の衆もそう思ってみたくはないか?