あらすじ
東京、冬。
青少年保護条例によって未成年の夜間外出やネットの利用は規制され、若者たちは自由を求めて水面下での戦いを続けていた。そのひとつにサーラットというチームがあった。彼らは、政財界に大きな影響力を持ち、事実上この東京を支配している七原文人に戦いを挑もうとしていた。ネットを武器に文人に関する情報を集める中、文人の背後にある秘密組織〈塔〉が人間を使った実験を行なっているという情報をつかむ。
〈塔〉の真相を暴くためサーラットのメンバーが地下鉄に網を張っている時、突如として現れた異形のモノが乗客を襲う。その危機に現れたのは日本刀を手に〈古きもの〉と戦う少女・小夜だった。
浮島地区で行われた忌まわしき事件によって、全てを失った小夜。
文人と〈塔〉は〈古きもの〉を使いなにを「実験」しようとしているのか。
そして小夜は文人への復讐を遂げられるのか。
今、最後の戦いが始まる―――
ぜぇ、はぁ、え、えらい目に遭ったのじゃ……
今回は『劇場版BLOOD-C The Last Dark』の感想を主題歌『METRO BAROQUE』と絡めてぎゃあぎゃあ叫び明かしたいと思うのじゃ!
- 本編視聴前の『METRO BAROQUE』の解釈と感想
- 視聴後の感想
- 最後に
本編視聴前の『METRO BAROQUE』の解釈と感想
まず今回語っていく上で本編視聴前は『METRO BAROQUE』がどのように感じられていたのかというのを述べるのじゃが……
なぜか、な・ぜ・か、大層えっ……じゃなくて「大人」な曲なのじゃ
とりあえず動画と歌詞サイトのリンクを貼っておくから気になる者は確認してみてほしいのじゃが……
どうじゃ?こう、歌詞に集中していたらびっくり仰天するような内容ではないか?
「瞬きも出来ないほど注がれる愛に戸惑いながら溺れてしまいそう」、とかワシ的にはトンデモお色気歌詞なのじゃ
だがしかし。ただただ隠喩と感情表現の豊かなセクスィー曲、というのであればワシは喜んでルパンダイブする所存ではあるのじゃが、この曲は怪異アクションアニメ『劇場版BLOOD-C』の主題歌であるという点を踏まえると不思議ではないか?
どうしたのじゃ水樹奈々!作詞するタイミングでうっかり何らかの変なスイッチが入ってしまったか!?と怪しげな勘繰りもやむなし……なのじゃ
そんなワシが本作を観た後、どのように解釈が変わったのか続きをご覧くださいなのじゃ!
本編視聴後の感想
ワシが悪うございました……
『劇場版BLOOD-C The Last Dark』、源氏物語がごとき情念がどろどろしてたのじゃ!
主人公の小夜と黒幕の文人の罪深く切実な感情と関係性がとめどなく押し寄せてきて、言葉にならぬところを言葉で包み込んで表現しているようなこの、この……!(言葉に出来ない様)
とはいえ、ワシはTVアニメの内容を知らずに劇場版を観たから断片から悟らねばならない部分も多かったのじゃが、その欠片ひとつひとつが心の臓に突き刺さってきて大変だったのじゃ……
最後に
この後ワシはTVアニメ版の方も観たのじゃが、いやはや劇場版から観て正解だったのうといった感じなのじゃ
劇場版でチラつかせられる断片の、アレが!アレなのじゃな!?と終始エキサイトして観ることができたのじゃ!
ギモーヴ……(遺言)