ワシの依り代(ワシはとある現世の人間を操っておるのじゃ)が通信制の芸大に出願するために志望動機を書いておったのじゃが、そこで依り代の指がふと「アウトロー」という言葉を出力したのじゃ
ワシは文章を書く際に意味をなんとなくで捉えている言葉は調べる習性なものじゃから
「はて、『アウトロー』とはどのような言葉じゃったか?」
と検索エンジンに打ち込んだところで突然ワシの脳内に響き渡る某野球ゲームのキレッキレな実況音声!
「アウトローいっぱい、空振りさんしぃん!!」
「はっ!( ゚Д゚)『アウトロー』すなわち外角低めの者がいるなら、『インロー』『インハイ』『アウトハイ』な者がいてもおかしくないはずなのじゃ!」
というわけで今回は、「アウトロー」という言葉を深堀りして人間をストライクゾーンの部分ごとに振り分ける基準を考えていこうと思うのじゃ!
- アウトローの定義
- 縦軸と横軸を考える
- 四隅の人物像を考える
- 最後に
アウトローの定義
まず初めに、「アウトロー」とは何たるかというものをきちんと示しておくのじゃ
法の保護や秩序の外にある者。無法者。
[類語]与太者・ならず者・地回り・やくざ・暴力団・無頼漢・無法者・ごろつき・ごろ・ちんぴら・不良・番長・硬派・暴走族・走り屋・愚連隊・極道・ヤンキー
コトバンクより引用
今回はこの定義を基に考えていくからよぉーく覚えておくのじゃぞ?
縦軸と横軸を考える
「アウトロー」が「法や秩序の外にある者」であることを用いて縦軸と横軸が何を示すかを考えていくのじゃ
まず、「アウトロー」を「アウト」「ロー」に分けるのじゃ
すると、「アウト」が「外にある者」、「ロー」が「法や秩序の」に対応することが分かるのじゃ
ここでそれぞれ対義語を当てはめて、「イン」を「内側の者」、「ハイ」を「混乱や混沌の」
と定義するのじゃ
これを図にするとこうなるのじゃ

ふむふむ……結構意外な図になったのではないか?
次に四隅の人物像について考えていくのじゃ!
四隅の人物像を考える
これまでを基に四隅を定義するとこのようになるのじゃ
- アウトロー:秩序の外側にいるもの
- インロー:秩序の内側にいるもの
- アウトハイ:混沌の外側にいるもの
- インハイ:混沌の内側にいるもの
なんだかお堅い感じがしてきたのう
すると、人物像としては
- アウトロー:ルール無用の人
- インロー:ルールを順守して生活する人
- アウトハイ:ムーブメントを遠巻きにしている人
- インハイ:ムーブメントを起こしたりそれに乗じたりしている人
といった感じとなるかのう?
であればワシは大体この辺なのじゃ

皆の衆は一体どのあたりになるかのう?
最後に
ところで勘のいい読者であればお気付きかもしれぬが、ワシは「アウトロー」について調べている時にこんな文言を見つけたのじゃ
アウトロー(その他表記)outlaw
コトバンクより引用
どっひゃー!“out-low”と“outlaw”、一文字違いで大違いなのじゃー!!