あらすじ

あるとき、宇宙のかなたで『小惑星クマリア』が爆発した。
こなごなになったクマリアが流星群になって地球に降り注ぐと、何故か地球上の『クマ(熊)』が一斉に決起し、人類に襲いかかった!『ヒトVS クマ』クマはヒトを食べ、ヒトはクマを撃ち、果てのない戦いと憎しみの連鎖。やがて、ヒトとクマの間には巨大な『断絶の壁』が築かれ、互いに不可侵な状態となった…。

ヒトの世界。
ある朝、嵐が丘学園の生徒、椿輝紅羽(つばき くれは)と 泉乃純花(いずみの すみか)は二人きりで花壇に咲いた「百合の花」を見ていた。二人は『友だち』であり【 恋人 】。花壇は二人にとって大切な場所なのだ。見つめ合う二人。そのとき【クマ警報】がけたたましく鳴る!クマがヒトの世界に侵入し、ヒトが襲われたのだ!
そのクマは果たして…?謎が謎を呼ぶ怒涛の連続!『ユリ熊嵐』が華麗に開幕!

TVアニメ「ユリ熊嵐」 番組サイトより引用)

 今回は「ユリ熊嵐」をときめきたっぷりに語っていくのじゃ!

 この記事にはネタバレを含まないようにしておるが、ミリしら至上主義の方は是非本編を見てからこの記事を読んでほしいのじゃ!

 

  • 耽美かつ抽象的な演出
  • 「スキ」ってなんだろう
  • 最後に

 

耽美かつ抽象的な演出

 

 これはこの作品の監督をしている幾原邦彦さんの持ち味ともいえるのじゃが、その作品において重要なものをモチーフに置き換えて画にする特徴的な演出が大好きなのじゃ!

 読み解く楽しみと見たことのない画の面白みが一気に押し寄せてくる感覚は他では中々味わえない代物じゃから、「ユリ熊嵐」で是非一度触れてみてほしいのじゃ!

 

「スキ」ってなんだろう

 

 この作品は「スキ」すなわち他者への愛についてをとことん突き詰めていく作品なのじゃ

 「スキ」を諦めずにいた結果弾圧される者、他人の「スキ」を蔑ろにした贖罪に身を捧げる者、「スキ」を失った結果自ら手放してしまう者、透明な嵐に屈して「スキ」を諦める者

 三者三様の「スキ」の在り方が交錯して誰も知らない結末に辿り着くストーリーには、蜂蜜のような甘美な気持ちに包まれたのじゃ!

 

最後に

 

 そういえばトピックとしては取り上げてなかったのじゃが、OPの曲もこの作品にマッチしていて大好きなのじゃ

 あとこの作品にはアニメ版と内容の違ったコミック版もあるみたいなのじゃ

 ワシも読みたい!

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