あらすじ
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年。
U.C.0105——。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。
そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。
アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。
(『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』公式サイトhttp://gundam-hathaway.net/story.htmlより引用)
今回は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』をガンダムミリしらの視点から紹介していくのじゃ!
何か素っ頓狂な事を書いていたとしても「そうだよね~完全初見だと難しいよね~よちよち」といった具合で暖かく読み流していただけると幸いなのじゃ
それではやっていくのじゃ!
- 「現実」ではないのに「現実らしい」
- 観る国語の教科書
- 最後に
「現実」ではないのに「現実らしい」
リアリティってどんなものだと思うのじゃ?ワシは今後それを聞かれたらこの作品を丸ごとぶん投げて「完」とするのじゃ
そのくらい閃光のハサウェイはリアリティが凝縮された作品なのじゃ!
グラスの中で揺れる炭酸の泡、登場人物のしぐさ一つ一つ、建物やロボットが壊される様……
ワシらの現実ではないはずなのに、この作品の世界が実際に存在する……そのように思わせてくれる描写の数々にのめりこんでしまったのじゃ!
観る国語の教科書
この作品でもう一つ特徴的なのが台詞回しや絵コンテ割なのじゃ
登場人物それぞれが推定される思考や言動の1~3段先を常に行くのが特徴的で、そこに更に視覚による心理描写や比喩表現、カット割りによる間接的な表現などが織り交ぜられているのじゃ
それが味わい深さを出していると同時に、少しばかりとっつきにくさも感じたのう(実際ワシは作品の内容を8割方理解していないのじゃ。あらすじを引用していた時に「そんな話じゃったのか……!?」ってなってたのじゃ)
しかし、よく噛んで作品を味わうような楽しみを求めておる者はぜひ一度観てみてほしい作品なのじゃ!
最後に
知人から「内容を理解するには逆襲のシャアまで観た方がいい」とは言われているのじゃが……
この沼、行くべきかのう?
底が見えないのじゃが